忙しいママはなにかとストレスが多く、健康面でも不安を感じることが多いですよね。病院に行く時間が取れなくて、自分自身の不調を放置し、我慢してしまうこともあるのではないでしょうか。
舌で健康状態がわかる!? セルフチェック&タイプ別対処法【薬剤師監修】
そこで今回は、忙しいママが実践できるセルフケアについて、薬剤師が伝授します。
自分のからだは自分が1番の理解者
普段、自分のからだに目を向ける時間を作っていますか?
さまざまな不調を感じとり、からだを労わることができるのは自分だけです。
昨今、薬局やドラッグストアの薬剤師からアドバイスをもらいつつ、自己管理で健康を維持する「セルフメディケーション」が注目されています。
まずは、その利点や具体的な取り組み方についてわかりやすくご紹介します。
生活習慣を整えて健康維持に気を配る
忙しいと、運動不足による肩こりや腰痛、下半身のむくみなど、さまざまなからだのトラブルが起こりがちです。運動不足は筋力低下を引き起こし、健康に悪影響を与えます。
自分のからだに意識を向けて生活習慣(食事・運動・睡眠)を整えることは、とても重要です。
ここでは、子どもと一緒に楽しめるヨガを紹介します。ヨガは特別な道具などを必要としないので、簡単に生活に取り入れることができますよ。
また、ヨガはママだけではなく、子どもにとってもたくさんのメリットがあります。たとえば、運動能力が高まったり、集中力や落ち着きがついてきたりなど、ヨガは心の成長を促してくれるので、親子でぜひ、チャレンジしてみてください。
アド・ムカ・シュヴァーナ・アーサナ(下向きの犬のポーズ)
(1) 四つん這いになる
(2) 腰を引き上げ、かかとを落として背中とひざを伸ばし、からだ全体で三角を作る
(ひざを伸ばすのがつらい場合は、ひざは曲げてもよいので背中を伸ばす)
(3) 手と足でしっかりと床を押しながら3呼吸キープする
子どもが三角のポーズをとれない場合は、ママの三角トンネルの下をくぐってみれば、親子で楽しめます。このポーズは全身の疲れを取る効果があります。
ウールドヴァ・ムカ・シュヴァーナ・アーサナ(上向きの犬のポーズ)
(1) うつ伏せになる
(2) 足の甲を床につけ、両手を胸の横に置く
(3) 足の甲は床につけたまま、脇を締め、息を吐きながら手で床を押して上半身を起こす
(4) 胸を少し前に押し出し、肩を下げて3呼吸キープする
親子で向き合って行うと楽しいです。このポーズは体幹を強化します。
ヨガで楽しみながらからだを動かすことは、健康維持につながります。子どもと一緒に取り組むことで親子の絆を深めることもできますね。これらのヨガは、1日に3セットずつ行うといいでしょう。